ろーたす・いーたー

※アニメ時制。アストロ対ロッソ初戦直後（7月中旬？）。
※タイトルは「21」さまより




　「雨は好きじゃない」
　ブレットがそう呟くなり、すごい勢いでこちらを見たカルロの顔は見ものだった。まるで人っ子ひとりいない氷原で犬ぞりの駈ける音を聞いた、遭難者みたいな必死さがあった。
　けれど、
「星が、見えないだろ」
　続けた言葉に、カルロの表情が曇る。何も嘘をついていないのに、見えないものに頬をぶたれた気がして、ブレットは自分が何かにしくじってしまったのだと知った。



　ふる、る、るる



　午後は大雨だと、朝のニュースキャスターが傘の必要性をしきりに説いていた。太平洋高気圧とジェット気流にはさまれ、台風の通り道であるこの国の気象予報の精度はなかなかのもので、予報は見事的中する。雨は午後三時過ぎから降り出し、大粒の雨粒は窓や地面に当たってはバチバチと痛々しい音を立てていた。
「潮時か……」
　時刻は五時過ぎ、居残っていたブレットは降り出してから一向に軽くならない雨音にひとりごちる。雨に閉ざされた世界はゴーグル越しに見るとなおさら暗く感じて、明度を最大限にまで上げてみるがどんよりとした雰囲気自体はいかんともしがたかった。下校時間を知らせるベルが鳴った直後は、校門へと続く道いっぱいにいろとりどりの傘が広げられて華やかだったものの、それからゆうに一時間は過ぎた今となっては、窓の下を見下ろしてみても傘のドットは一つも見えない。
「日本は雨が多いな」
　生家のあるワシントンD.C.も湿潤な気候であるから覚悟はあった、が、日本の雨はさらに上を行くように思う。世界グランプリの直前まで生活していた、N△S△の本拠地・ヒューストンよりマシ（なにせ雷雨やハリケーンがすさまじい）、というのがブレットの感覚だ。
　荷物をまとめたデイパックを右肩に背負って、ブレットはインターナショナルスクールの階段を降りる。天才少年ドギー・ハウザーよろしく、一般の教育課程をとうの昔に済ましてしまった彼にとって、ここは学び舎というよりは設備と資料の足りない研究室だ。今日も免除された授業の代わりに、コンピュータルームでN△S△から依頼されたシミュレーションに勤しんでいたものの、十分なスペックを持たない機械相手では「これは忍耐力を鍛える訓練だ」と自分に言い聞かせることくらしか成果はなかった。
　階段をリズミカルに下りていく、スニーカーのステップが人気のない校舎によく響く。校舎内に残っている生徒はごくわずかだろう。
「…………」
　こんなことなら宇宙に直接関係なくともバックブレーダーのメンテナンスをしていたほうが有意義だった、とブレットは硬くなった首を回す。せっかくの雨だ、今日は悪路での走行データを収集しよう、とゴーグルに映し出されるバックブレーダーの情報を眺めながら、ブレットが気持ちを切り替えかけていたそのとき、彼の姿は目に入った。
　天を突く銀の髪、細いシルエット、その二つだけでブレットは人影をカルロだと認識した。オフィシャルの目をかいくぐり、執拗にバトルレースをしかけてくるロッソストラーダのリーダー。アストロレンジャーズもその毒牙にかかり、先週末のレースで全車リタイアの敗北を喫している。一番損傷が激しかったのはエッジの二号機で、亀裂の入ったGPチップからデータをサルベージするのにかなりの手間を要した。明日には完全復帰できる予定だが、チームランニングの訓練スケジュールは大幅に乱され、腹立ちがおさまりきらないエッジや他のメンバーのメンタルケアにも、リーダーであるブレットは時間を割かれている。
　そんな危険かつ迷惑極まりないチームリーダーは、校舎の出入り口に立ち尽くしていた。エアコンの効いている建物内と違い、七月の熱気が雨の湿気とともに吹きこんでいるだろうにカルロは微動だにしない。後姿からはすべてはわからないが、彼が見ている方角では篠突く雨しか目に映らないはずだ。
　ブレットは、ゴーグルに装備されたすべてのコンピュータをシャットダウンした。ただの重いだけのゴーグルで世界はまた暗くなり、カルロの銀髪だけが眩い。
「帰らないのか」
　隣に立つついでに声をかければ、カルロは肩を跳ねさせてブレットを見やる。どうやら、カルロが物思いにふけっているところをブレットは邪魔してしまったらしい。
　カルロが漂わせるメランコリックな気配に、ブレットの好奇心が刺激された。それはあまりよろしくない傾向だ。カルロと談笑（カルロがブレット相手に和やかに笑っている様など想像するだけで気持ち悪いが）している場面をエッジにでも見られたら、ようやく落ち着きつつあるチーム内の雰囲気がめちゃくちゃになる。
　リーダーとして、チームへの不利益を冷静に分析しながら、しかしブレットはしきりにカルロを指す気持ちのベクトルを抑え込むことを放棄した。
「気象情報は気にしないらしいな」
　カルロの手回りに傘の形がないことに、ブレットは言及する。形の上では登校していても、まともに授業を受けているはずがないカルロの荷物はゼロに等しかった。
「そんなことでレースは大丈夫なのか」
「負けた野郎がでかい口叩くなよ、ボウヤ」
　見え透いた挑発に乗るほど、ブレットの導火線は短くない。冷淡な言い方をすれば、マシンを壊されたくらいで平常心を失うエッジにも責任がある。そんなことでは宇宙には行けないと、ブレットはこの瞬間だけ、自分が背負うチームメイトへの責任を棚上げしてカルロとの応酬に臨んだ。
「一度訂正しておきたかったんだが、俺の方が年上だ」
「だから？」
　一度アディオダンツァを見せた相手に、営業スマイルをサービスする気はないようで、猫の皮を脱いだカルロの口と態度の悪さは予想以上だった。その上、今は機嫌も最悪らしい。
　まるでPMS（月経前症候群）の姉みたいだと思ったが、口に出せばそれこそただではすまなくなる（ジョーの耳に入るのも違った意味で恐ろしい）から絶対に口にしない。沈黙は金、雄弁は銀と述べた先達は偉大だ。
　二人で並んで、校庭に降る雨の前に立ち尽くす。ブレットの手には傘があった。スカイブルーの長い傘は、日本は雨が多いからと母が特別に持たせてくれたものだ。対するカルロは完全な丸腰で、このまま校舎の外に飛び出しても彼を雨から守ってくれるものは何もない。
　イタリアを含む欧州勢が利用する寮は、スクールの敷地で一番の僻地に建てられていることをブレットは知っている。だからこそ、あそこの屋上は星がよく見えて綺麗なのだ。実は密かに忍びこんで天体観測を楽しんでいるブレットだったが、夜まで続くこの雨では今夜は何も見えないだろう。
　使えないコンピュータ。直らないマシン。気持ちが落ち着かないままのチームメイト。うまくいかないことが、この雨でまたひとつ増えてしまった。
「雨は好きじゃない」
　気づけば、そう口走っていた。カルロがかなりの勢いでブレットをふり返る。驚いたような、探していたものを見つけたような、濃い青色の瞳の震えが気にかかった。
　揺れ動く濃い青の瞳に、なぜだか言葉を促されているような気がして、ブレットは雨を嫌う理由を付け足す。
「星が、見えないだろ」
　素直な言葉だった。カルロを騙す気も煙に巻く気も一切ない、ブレットの本心だった。ブレットの持つ星バカな一面を逆に哂われたって仕方がないとさえ思っていた。しかし、ブレットを映すカルロの瞳から色は失せ、流星のように一瞬きらめいて見えた何かは、光をなくした目の奥に隠されてしまった。
　ブレットは、カルロの過酷な生い立ちを知らなかった。雨露をしのぐ家を持たなかったカルロにとって雨は死活問題であったことなど、この世に生を受けてからただの一度も生存をおびやかされたことのないブレットにはわからなかった。
　カルロの顔が背けられる。目の前で外されていく視線と現れるカルロの鋭利な横顔に、ブレットは小さなショックを受けた。
　自分の言葉が相手に理解されないことに、ブレットは慣れていた。良くも悪くもブレットは早熟すぎていたからだ。彼にとって、ストレスなく意志疎通できる相手はアストロレンジャーズのメンバーを含めた、ごく限られた知能指数の高い同年代、もしくはそういう子どもの扱いを心得た人生経験豊かな一部の大人たちだけだった。
　それでも世界グランプリに参加することで、ブレットの認識は変わりつつあったのだ。人間同士のコミュニケーションに、知能指数は絶対的な影響を及ぼさない。言葉が違っても、価値観が、生きてきた環境が違っても、ひとたび同じコースでマシンを走らせた相手ならば通じるものがあるのだと、この国のレーサーたちに教えられた。その論理は、バトルレースを仕掛けるピカロ相手にも通用するはずだった。
　しかし、カルロはブレットを拒んだ。通じかけた何かを断ち切り、心に入り込む全てをシャットアウトし、妥協点を探る窓口すら固く閉ざしてしまうからなすすべがない。
　雨のせいか。
　降りしきる雨のように、突飛とも思える発想がブレットの思考に波紋を立てた。
　雨が嫌いだから、お前は心を閉ざすのか。
　ならなおさら、こんなところでいつまでも立ち尽くしているのは良くない。体にも、心にも、雨はカルロに良い作用を及ぼさないのだというのなら。
「とにかく帰ろう」
　一歩踏み出し傘を広げたブレットは、カルロをふり返る。まるで青空から切り取ったような青々とした傘の下から、ブレットに呼ばれたカルロは不審げな表情を隠さなかった。
「入れてやる」
「死んでもごめんだ」
　噛みつかんばかりの返答に、さすがのブレットも気分を害した。確かにブレットは、眼前の少年のことをよく知らなかった。レースですら、あの一度の敗戦でしか関わっていない。その上、現時点ではカルロ自身がブレットを拒んでいる。エスパーでもメンタリストでもないブレットに、カルロの内心など読み解けるはずもなかった。
　そんな諸々の事情をかんがみても、カルロの頑なさは理不尽で、普段の小生意気なほどクレバーな様子とは程遠い。
　不運なのは、一日かけて付き合っていたコンピュータとのやりとりにブレット自身がすでにくたびれていたことだった。いかに天才少年と言えども、この期に及んでカルロの本質をなるべく正しく分析してやろうとする気力は残っていない。どちらかと言えば、なげやりな気分が大勢を占めていた。
「たかが相合傘だろ。恥ずかしいのか」
「なめてんじゃねえぞ、てめえ」
「この雨だ、誰も見てない。濡れて帰れば風邪ひくぜ」
「ボウヤみてえにヤワじゃねえんだ」
「だから年上だって言ってるだろ」
　らちが明かない会話に、ブレットはため息を落す。こういうとき、もういいとキレる幼さより忍耐が勝ってしまう自分を、ブレットは初めて喜べないと感じた。厳しいメンタル訓練が実を結んだ成果だというのに、だ。我を通すことより目的を果たすことが第一、という思考回路がしみついている。だからブレットは、必要に応じて自分が折れることを厭わない。多少の妥協は、物事を円滑に進める戦略であり、今回の場合は、自分の方が年上だという主張を証明することにも繋がっているからだ。
　現状でブレットが望む「円滑な進行」とは、カルロを雨に濡らすことなく寮まで帰らせることである。
　ブレットは開いたばかりの傘を閉じ、それをカルロの手に握らせた。
「俺と一緒が嫌ならお前が使え」
「いらねえ」
　払いのけようとする手を、さらに上から押さえつける。喧嘩のような荒事はさておいて、単純な力比べなら負けない自信があった。成長著しいこの年頃の、一年の差はそれなりに物を言う。
「俺のことなら気にしなくていい」
「してねえ」
「チームの誰かが残ってるさ」
「おい、てめえ、人の話聞きやがれ」
「断る。俺の話を聞かない相手に、譲る気はないんだ」
　カルロの手が傘の柄をしっかり掴んでいるのを確認して、ブレットは手を離す。距離を取っても、カルロはブレットの傘から手を離さなかった。投げつけられるくらいなことは覚悟していただけに、物には当たらないカルロの新しい一面を知って落ちていた気分が少し高揚する。
　気持ちが上向いた分だけ、ブレットは饒舌なお節介精神を発揮させた。
「それからな、秋口になるとまた日本は雨が多くなる。アキサメ前線というらしい。長いときは八月の終わりから十月の頭まで続くそうだから、今度は気をつけろよ。ああ、俺の傘は好きな時に返してくれればいいぜ」
　言いたいことを言い終えると、ブレットはカルロの脇を通り抜ける。雨にぬれる校門と傘を手にしたカルロを背に、ブレットは再び校舎へと戻っていった。



　「悪いな、ハマー」
　ハマーDが図書室に残ってくれていたのは僥倖だった。ブレット同様N△S△の課題をこなしていた彼は、最後までスクールのポンコツと格闘していたブレットと違い、いったん寮室に戻って自分のラップトップを持ち込んでいたらしい。上々のシミュレート結果に、大きな顔に満足そうな笑みを浮かべてブレットを歓迎した。
「かまわないが。今朝、傘持ってなかったか、ブレット」
　予想外の機転とフットワークをきかせた行動を賞賛して、ブレットが帰寮の同伴を求めるとハマーDは一二もなく快諾してくれた。同い年ながら高さの違う肩を並べ、ブレットは一度往復した道のりをまた校門に向って進む。らしくない効率の悪さは、うっとうしい雨のせいにしてしまうことにした。
「貸したのさ、雨嫌いの頑固者に」
「へえ？」
　ハマーDの相槌には含むところがあり、その含みをブレットは正確に理解した。自分が濡れて帰るリスクを承知で、赤の他人に傘を貸す。グランプリレーサーとして、また宇宙飛行士の訓練生として、体調管理は基本中の基本だというのに、リスクある行動をとるというのは余程のことだろう。さては、好意を寄せている女子がひとり途方に暮れているところを見つけてしまったのか。そんなハマーDの勘繰りようは、ブレットの耳に直接聞こえてくるようだった。
「俺は紳士なんだぜ」
　ハマーDの憶測は当たらずとも遠からずだったが、彼自身、ブレットが現を抜かすほどの女子がこのスクールに在籍しているとは考えていない。ただ、浮いた話ひとつないクールなリーダーにも、そんな楽しい事件が起こればいいなと面白がっているだけだ。
　その後もよもやま話を交わしながら歩いていれば、校舎の出入り口にさしかかる。ゴーグルの裏でざっと視線を流してみるが、カルロの姿はどこにもなかった。ブレットが貸した傘をさして、とっくに帰ってしまったのだろう。
　カルロが濡れずに済んだとブレットの口角が自然と上がる、その時だった。
「あれ、ブレットの傘だろ」
　カルロに傘を押し付けた時、彼が立っていたところに一番近い壁に一本の傘が立てかけてある。鮮やかな青の傘は、ハマーDの指摘通りブレットのものに違いない。
　傍らのハマーDが、苦笑いを浮かべて言った。
「どうやらフラれちまったみたいだな、ブレット」
　労わる声には応えず、ブレットは傘に歩みより、手を伸ばす。Jの字に曲がった柄を指先でなぞってみるが、カルロが握ったはずの場所に彼が触れた名残は何もなかった。
　受け取ってもらえなかった親切心を自分の手に取り戻すと、ブレットはハマーDをふり返った。
「だから言ったろ、頑固なんだ」
　雨が嫌いなんだろうに、雨に濡れて帰ることを選んだカルロの意地が、ブレットにはわからない。ただひどく悔しくて、腹立たしくて、そこに一滴まざる哀しさには気づかないようにして、ブレットは傘を手に校舎の出入り口に向かう。
「エッジに相談したらどうだ？」
　傷心のブレットを慰める気なのか、ハマーDがとんでもないことを提案してきた。女子を口説くのと一緒にしないでもらいたい、と言い返したいのをこらえて、ブレットは片眉を上げる。
「俺にあいつの真似ができると思うのか？」
「ならジョーなんてどうだ」
「ますます無理だな」
　ハマーDが傘を広げてブレットの前に出る。黒い大きなコウモリ傘に、雨粒が落ちてバラバラと音を立てた。対するブレットの傘は抜けるようなスカイブルーで、広げた真下から見上げると天体図が描かれているのがわかるシロモノだ。
　雨の日にも、綺麗な星空が見えますように。
　この傘を贈ってくれた、母からの言葉だった。そして母はこうも言った。どんな雲にも、銀の裏地があることを忘れないでと。
　母が託してくれた星空の隙間から、ブレットは暗い空を見上げる。雨だれの向こうでは、鈍い灰色をした曇天がどこまでも続いていた。こんな重々しい雲の裏にも、きっと光り輝く銀の裏地がついている。ついているのだと、ブレットは信じられる子どもだった。
「見てほしかったんだ」
「え？」
「雨の日の星空を、あいつに」
　ハマーDが、驚きに顔を染める。
　ブレットの青い傘を広げる、カルロの姿をイメージする。暗い灰色の雲をくりぬいたような青の下で、浮かび上がる星空はカルロの濃い青の瞳に映りこんで、まさに星の海のようにきらめくだろう。どしゃぶりの雨の中で現れた、突然の満天の星に息を飲む瞬間を、彼に味わってほしかった。
　雨の日が辛いなら、晴れた空がほしいなら、この傘の下に逃げ込めばいい。傘くらい、いつだって貸してやる。
「ブレット、お前、まさか……」
　恋を、したのか。
　まさかの続きを、ハマーDは口にしなかった。けれど、叶わなかったイメージを、脳内でシミュレートすることに忙しいブレットが察することはない。
　やはりこの時も、ブレットは知らなかった。たとえ傘一本であろうとも、戻ってくる保証もないまま人に与えられる余裕が、カルロの癪に障ったこと。てらいなく助けを求められる相手がいて、その相手が自分を受け入れてくれるとブレットが確信していることもそうだ。
　赤の他人に傘を貸し、チームメイトに助けを求める。ブレットにとって当たり前の行動は、孤高を選んできたカルロには最もかけ離れた感覚であることを、ブレットはわかっていなかった。
　カルロはきっと、銀の裏地を認めない。
　この降り続く雨のように、カルロとブレットを隔てる長大な壁を、この時のブレットはまだ見つめることすらできていなかった。


　

　ふる、る、るる
　（お前が、何と戦っているのかわからない）





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アニメ時制第二弾。
だんだんアニメ時制での書き方がわかってきた、ような？？？
マイペースで世話焼きで根が親切なリーダー。
カルロはたぶん、玄関に戻ってきたブレットなら傘に気づくと思って置いていったんだよ。
貧乏性だからね、ブレットの手にちゃんと戻るようにあれでも精一杯気を使ってるんだよ。

カルロが雨嫌いっていうのは、ビクトリーズの面々しか知らないよね？？？
少なくともWGP１はそうだよね？？？あれ？？違ったっけ？？？？
とりあえず、ブレットはカルロの過酷な生い立ちも雨が嫌いなことも知らない前提で。

Every cloud has a silver lining.
（どんな雲にも銀の裏地がついている）
銀の裏地のことわざは、スチュアートリトル２で知りました。
あの映画も可愛くて好きだなぁ。

『天才少年ドギー・ハウザー』
昔N○Kで放送してたアメリカドラマ。10歳で大学進学、14歳で臨床医師になった天才少年ドギー・ハウザーが主役。
製作は89～93年だからブレット観てたかもね。日本での放送は92年だそうで。
ちょいちょい観てた記憶があります。ドギーが車の免許をとる回が好きだった……ような？（うろ覚え
ブレットも若くして仕事するから、早めに車の免許取るんだろうなぁ。そんな話も書きたいわぁ。

ショタむずかしいいいいいい！！！！
2015/3/17　サイト初出。